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2018-02-20

2つの応援について

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こんにちは。

だしキッチンまんまるの河口です。

久しぶりのブログです。

去年の10月くらいから私の周りが劇的に動き出しました。
あまりの展開にブログになかなか書けなかったくらい・・・。
正直、自分自身目の前に来ることに対応するだけで精いっぱい。
勢いに流されて着いたところでは、自分を前に出す場所が用意されていました。
 
少し長くなりますが、今後目指すこと、そして今、進んでいる2つの「応援」プロジェクト
について書こうと思います。
 (目次)
1.何気ない会話から始まった「だしパックプロジェクト」
2.ビジネスプランコンテストで優勝、クラウドファンディングへ
3.応援ということ
4.応援フェス
1.何気ない会話から始まった「だしパックプロジェクト」
だし教室をさせていただいている、デポーさんの店頭で去年の春、
五平もちを販売する機会がありました。
その時、一人で出店もさみしいので(笑)デポーさんに商品を出されている
だし屋さんとお味噌さんにも試食販売をお隣でしていただくことになりました。
その時に、立ち話で「御膳みそにあうだしパックがあるといいなぁ」と
お味噌屋さんが話されて、「だし屋さんもだしパック出しているのに大胆発言!」
と思いながら聞いていました。
御膳みそは徳島の味噌組合が商標登録されているお味噌で、麹歩合が高く
淡い香りが特徴です。
鰹節ベースのだしパックは鰹の香りが先にきてしまい、御膳みその香りが
目立たなくなる、とのお話しでした。
それを聞きながら、ひそかに「いりこのだしでとる、御膳みそのお味噌汁
は人気だったなぁ」と、シェアカフェしていた頃のことを思い出していました。
で、その時は「あったら使うのに」「依頼があれば作ります」という感じで(笑)
2.ビジネスプランコンテストで優勝、クラウドファンディングへ
「いりこだしのだしパックを御膳みそのために作ってみたい」
そんな思いが私の中にだしパックの話題の後、ずっとありました。
それは、いりこの美味しさを伝えたい、という想いと、だしソムリエになってから
出会った、いりこの漁師さんやだし屋さんから知った、いりこの現状からでした。
いりこの生産量も消費量も下がっている
このお話しを漁師さん、いりこ屋さんともに残念そうに仰る姿が忘れられませんでした
私たちの生活様式の変化、食の欧米化、そして原料のカタクチイワシが漁獲量の減少などなど
理由はたくさんあります。
特に瀬戸内海は良質ないりこの生産地で、だしソムリエ講師陣も香川県の伊吹島へ現地視察へ
行って勉強します。
いりこの消費拡大に向けて応援したい、そんな風に思っていました。
私が現在教室を開催するためにシェアオフィスを借りている、イノベーションセンター徳島さん
でこのことを話したら、「クラウドファンディングで作ってみたら?」と言われました。
聞いたことはあったけど、未知の世界。
だし屋さんとお味噌屋さんに言ってみると、「なんかわからんけど、面白そうやなぁ」との反応。
また、管理栄養士さんにもお声かけして、「なんかわからんけど面白そうな、御膳みそにあう
だしパック作り」に向けて、なんとなく動き出しました。
実は、イノベーションセンター徳島ではイベントとして、
こんなことを企画されていて、
 食⇒クラウドファンディング⇒コンテスト
の流れ
まさにタイミング的にはぴったりだったらしく、実のところ、「商品を作る」ということの
シビアさも心構えもないままに、このビジネスプランコンテストに応募することに
なりました。(まぁ、のせられた感もありつつ、自分で応募することは決めたんですが)
だしパックを作るなら、だしソムリエとしてのこだわりや四国・徳島を盛り上げ応援する想い
をのせて作りたい!ビジネスプランにはその想いをそのままぶつけた、という感じです。
日程の余裕もなく、最後は2日間、子どもたちが寝てからパワーポイントを徹夜で作りあげ
プレゼンする羽目になりました。
そしてなんと、優勝してしまったのです!
なんとなく動き始めた「御膳みそにあうだしパック」がチームとして動き出した出来事でした!
この時、審査に来られていたのが、ペライチ社長の山下さんです。
(この後、またまた巻き込まれることをこの時は知らなかった・・・)
山下さんから「この商品ができたら誰に届けたいですか?」と質問され、
私の頭の中では「若いお母さん」のイメージがあったのに、「娘です」と
無難に答える自分がいました。まず、家族に使ってもらえたら、と思っていたので。
(このイメージが後々大事になるのですが)
その後も山下さんからは「だし」を伝えるのにはプロセスが必要なことや
そのアイディアも熱く熱く熱く(笑)語っていただきました。
山下さんの地方を応援したい気持ち、チャレンジしたい人を応援したい気持ち
熱く熱く熱く伝わってきました。
「私はなんでこれをしたいのか」
ということを真剣に考えさせられました。(今さらかい!のツッコみが~)
そして、ますますこのだしパックを作る意味と自分の夢が重なっていくのでした。
3.応援ということ
クラウドファンディングで大切なことは、応援してもらう人を増やすことです。
自分の想いを伝え、それに共感して出資していただく。
この商品を作ることが自分の想いと重なる、応援したくなる
そう思ってくださる方が必要です。
 私に応援してもらう資格はあるのか?
大きな声で(実際は出さなくても)、想いを伝える強い気持ちはあるのか?
だしパックとずっとその商品を使ってくださる方々を愛し続けることはできるのか
商品を試作したり、作っていく作業は楽しかった。
でも、商品化という時、急に不安になる自分がいました
クラウドファンディング会社の方に言われました。
応援する側と応援される側
「応援される側は責任がある。覚悟がいります。」と。
その覚悟を後押ししてくれるのが応援です。
そして、応援される側は「応援されること」にためらわない、
真っすぐな気持ち、嘘のない言葉と態度が大事だと思います。
何度も自分に問いかけた質問
「私はなんでこれをしたいのか」
この答えが見えたとき、やってみよう、と思いました。
4.応援フェス
ペライチの山下社長とはFacebookでつながっていました。
山下さんが「おうえんフェス」について掲げられたとき、「応援」について考えていたので、
「応援したい」と思いました。
でもでも、ここでも私は「応援される側」に!
おうえんフェスでは、応援してほしいことを3分間スピーチして賛同して
いただける方に投票してもらいます。そして、全国のTOP3が東京でスピーチ
をしておうえん王が決まります。
ええんかなぁ、私よりももっとずっと応援されるのにふさわしい人、いっぱいいるのに。
とか
ここに出ることで、また家族に負担をかけてしまうんじゃないか
とかいろんなもやもやが出てきました。
でも、とにかく迷ってる時間がなかった(笑)
そして、私にはこれまでのことで「食」を本来の形に取り戻したい
という想いが見えてきて、それを全国に伝えるチャンスだとも思えました。
徳島のテーマは「子どもの未来」
「毎日のおうちのご飯が子どもの未来をつくる」との想いで
毎日のおうちのご飯を「食材を使っておうちで作って食べる」ことを
応援したい!
この想いを3分間スピーチしました。
うまく言えてないけど、この時は一生懸命言いました!
それがこの動画です。
ここをクリック
このことに賛同いただけるようでしたら、投票お願いします。
投票はここから
おうえんフェスに出て、びっくりしたこと。
熱い想いで動いている人がたくさんいるっていうこと。
皆さんの3分間スピーチ、熱いです。
はっきり言って、私よりも熱い!!
ここで、投票してください、とか言うのって
人と比べる、ってことが大嫌いなわたしにとって、これは非常に苦手なこと。
やってみてはっきりわかりました!!
次からは出ません!(笑)
でも、数字に出るので、ご賛同いただけたら投票お願いします
このおうえんフェスを通して、こんなにも想いを持つ人がたくさん
いることを知ってほしい。
興味をもった人を応援してください!
応援が力になります。そして応援することによってつながってください。
3.11 応援の日
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