木樽や木桶
かつては日本の流通を支えていた入れ物です
現在はプラスチックや金属に変わってしまい
製造する木樽・木桶職人は急激に減ってきています。
この5年間でほぼ半減し、
現在は全国でも50~60人と言われています。
徳島県には、昔ながらの作り方を守り作り続ける職人さんがいます。
木樽文化を次世代へ受け継いでいきたいと
熱い思いをもって、全国に木樽を普及しようとがんばっています。
今人気の発酵食品の味噌、醤油も
木樽仕込みの昔ながらの製造方法を守る蔵があります。
しかし、その大きな樽を直しながら作ることが難しくなっています。
そこで、湯浅さんはそういった蔵や木樽・木桶を持つ家を周り、
修繕する旅に年に何度か出かけています。
木樽を使うことで、
味噌の遊離アミノ酸が増えることもわかってきました。
木樽を生活に取り入れ
木樽・木桶文化を繋ぐことをお伝えします。