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2020-04-25

旅つれづれ記 北海道その2

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こんにちは。だし伝道師の河口です。

主婦歴18年、3人の子どもを育てながら、
最近はおだしをお伝えすることを生業としています。

コロナウイルスの影響で、家にいる時間がふえ、
皆さんはどうされていますか?

今の私は、46都道府県を旅したことが
だし伝道師の道へと続いているかもしれないと思い
つれづれ記をつれづれなるままに書いています。

今日はその2回目。

北海道、でっかい道

のはずなのに、

そのアシとなるバイクの話しになりました。

その話はこちら
旅つれづれ記 北海道その1

今日は北海道、行けるのか?

私は農学部出身です。

高校の現代社会の授業で

アマゾンの森が伐採される空港写真を見ました。

左 昭和48年撮影
熱帯林を示す緑が全体を占めている。縦の線は道路。
右 昭和58年撮影
道路と直角な多くの横線が伐採された裸地。紫色は焼き払われた跡を示している。
(備考)地球観測衛星ランドサットが撮影し、コンピューターで処理した画像。
出典:図で見る環境白書 昭和63年

現代文明という大きなかぎ爪が

バリバリと地球を引っ掻いている音と

地球の悲鳴が聞こえたような気がして

泣きそうになりました。

砂漠に緑を植える人になる!

という想いを胸に農学部に入学したのでした。

農学部には入れましたが、

入学時の点数が足りず

いわゆる農業を勉強する学科ではなく

第二希望にしていた
農業土木や緑地学というハード系の勉強をする学科になりました。

ハード系というのは

例えば、農業用のダムを作ったり

水路を作ったり

機械を作ったり

または公園や屋上緑地の設計だったり。

直接的に緑を植える、という勉強ではなかったのです。

それで大学3年生のとき、

いわゆる「農業」のことが知りたくなって

1カ月北海道へ農業体験に行くことにしました。

父の知り合いにお願いして

酪農家のおうちに2週間

じゃがいも農家のおうちに2週間、

おうちに寝泊まりさせてもらいながらお手伝いです。

今でいう、ファームステイ?

そんな言葉もなかったけれど。

時代はバブルがはじけてきたくらい。

電話帳みたいに分厚いアルバイト情報誌がまだあって、

のんびりムードがまだ漂っていました。

そんな中、女子大生、バイクで一人旅。

それなりに遊んだりしていたけど、

何か掴みたかったんだと思います。

アルバイトでお金をためて

タンクバック(バイクのタンクのところにくっつけられる
地図を入れたりできるかばん)を買って

スポーツバッグに着替えを詰めて後ろにくくりつけて

さんふらわあ(当時はサンフラワーだったと思う)号で

大洗港から苫小牧港へ出発したのでした。

このサンフラワー号のお話しはまた明日。

少しずつ近づく北海道♪

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河口 晶
Dashi Kitchen ZEN(だしキッチンZEN)
だしソムリエ認定講師

「おだしがわかると料理が変わり、生き方が変わる」を信条に
おだしがイチからわかる教室を英語と日本語でしています。

水出しだしパック「阿波の国 一夜だし®膳」製造販売。

木樽仕込みの発酵文化プロジェクト主宰

好きな言葉は
Life is beautiful!
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