小学校でだし教室をしました
こんにちは。
だし伝道師河口です。
神山町の神領小学校でだし教室をしました。
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徳島県県民活動プラザ様からの出前授業です。
1~6年生10名のクラスでした。
まずはおだしの話しとテイスティング。
かつお解体君の模型もつかって説明します。
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今回は、かつお節を削る体験もしてもらいました。
かつお節削り器、初めてみる子どもも多くて興味津々。
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校長先生や先生方もも削るのは初めて、ということで
みんな交代しながら削りました。
削った削り節は、だしガラで作るお好み焼きにかけます。
いよいよ、おだしをとる実習。
昆布をとるタイミングは、お鍋の空気の泡を見て。
かつお節を入れるタイミングもお湯の沸騰具合ではかります。
おだしを濾して、
塩と醤油を少しずつ加えて「おいしい」を探ります。
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残っただしガラは刻んでお好み焼きにしました。
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お吸い物とだしガラお好み焼きをいただきます!
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最後の質問コーナーで
1年生の女の子から
「どうして海の中ではおだしが出ないんですか?」
す、するどい質問!!
実はこの授業があった後の週末、
NHKの「チコちゃんに叱られる!」で同じ質問が出たんです!!
答えが出るまで心臓がドキドキ!
私の答えとチコちゃんの答えが違っていたら・・・
子ども達がテレビを見ていて、違ったらなんて言おう・・・
チコちゃんも言っていましたが
昔、テツ and トモが
「昆布が海でダシがでないの何でだろう?」
と歌っていましたね~。
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気になる答えは
「生きているから~~~」
昆布のうま味成分はアミノ酸の一種のグルタミン酸で、
生きている間は生命活動に必要な成分なので、
細胞内に蓄えられています。
死んでしまうと細胞膜がこわれてグルタミン酸が外に漏れだします。
YES! あっていました!!(合っていないと困りますが…)
生きているうちからおいしかったら、
みんな食べられてしまいますよね(笑)
自然ってすごいなぁ~~~!
神領小学校の皆さま、県民活動プラザさま
ありがとうございました!
ぜひおうちでもおだしをとってみてくださいね!