免疫力を高めたい、こんな時こそ味噌玉!
こんにちは。
だし伝道師の河口です。
コロナウィルスの影響で、学校がお休みになったり、
イベントが中止になっておうちにいる時間が長くなりましたね。
体調管理、おうちでのご飯作りなどなど、頭を悩ませます。
コロナウィルスだけでなく、インフルエンザなどのウィルス性の風邪に
かかった場合、治すのは「自己治癒力・免疫力」です。
そもそも免疫力とは、病原菌などから体を守るシステムです。その要となるのが「腸」であり、免疫細胞の約60%は小腸に集中しています。つまり小腸の免疫力をアップさせれば、風邪や感染症にもかかりづらくなるということです。
小腸の免疫力をアップさせる栄養素に、グルタミンとグルタミン酸があります。
どちらも同じアミノ酸の一種ですが、役割はそれぞれ異なります。
グルタミンは小腸が機能するための主要なエネルギー源として、グルタミン酸は小腸の粘膜のエネルギー源として使われます。
グルタミンは魚介類や大豆食品などに、うまみ成分であるグルタミン酸は昆布などに豊富です。
そこで、おすすめしたいのがお椀で味噌汁!
「味噌」には、免疫力を高め、がんの予防に効果があること、その他の点でも非常に健康によい食品であることが、医学的に証明されています。
でも、お味噌汁を作るのはちょっと面倒くさいと思うあなた!
こんな時こそ「お椀で味噌汁」です。
準備するものは
お味噌 大さじ1(約18g)
かつお節 1g
とろろ昆布 適宜
これらをお椀に入れてお湯を180㏄前後注ぐだけ。
ここにお好みで乾燥ワカメやネギ、お豆腐などの具材を入れても良!
お味噌とかつお節ととろろ昆布(または乾燥ワカメ)を混ぜて、
1食分ずつ丸めておけば味噌玉になります。
冷凍庫で約1カ月はもちますので、多めに作って常備しておけばすぐに
お味噌汁ができます。(お味噌は凍らないので、冷凍庫から取り出して
すぐに使えます)
かつお節も具材として食べられれば、かつお節のたんぱく質も一緒に
摂ることができます。
薬膳的にもかつお節は補血、血を補う食材として優良なんですよ!
毎日の食卓に、お味噌汁を加えて健やかな生活を!