1億2千万人のヒーローフェスタ
こんにちは。
だし伝道師の河口です。
2020年2月1日と2日は徳島のアクアチッタで1億2千万人のヒーローフェスタがあります。
2月2日は、そこの食ブースで1日限りのうどん屋さんをすることになっています。
1億2千万人のヒーローフェスタにはサブタイトルがあって、~20年目の第十堰123から 1年目の辺野古224へ~
20年前、吉野川第十堰に可動堰を設置について住民投票が行われたことを知っていますか?
大抵の住民運動って、○○反対とか言って少数派になってなかなか進まない、ということになります。第十堰も「可動堰設置反対」というと、少数派になって大多数の人はあまり関心を持たなかったかもしれません。
第十堰では、可動堰を設置するかどうするか、YESでもNOでもいいから自分の意見を投票で示そう、という運動に切り替えたのです。
「可動堰設置反対」が少数派だったのが、「(住民)投票に行こう」というと多数派になって、可動堰推進派が住民投票棄権、つまり反対を呼びかける、ということになったのです。
こうして2000年(平成12年)1月23日、住民投票が実施されました。最終的に投票率は約55パーセントに達し、開票の結果、可動堰化に反対する票は91.6パーセント。この結果を受けて、可動堰計画は白紙になりました。
これってすごくないですか!?
それから20年。
昨年は、この時のメンバーが沖縄の県民投票を応援するべく、沖縄にかけつけて投票を促すキャンペーンをしました。
それから1年。
今年、それらを記念してイベントをすることになりました。
それが1億2千万人のヒーローフェスタです。
国民一人一人がヒーロー、主役のお祭りです。
誰もが自分の意見を言っていい
そしてそれを認め合い議論できること
そうすることで、
私は2000年当時、京都に住んでいて「環境市民」という環境NGOで里山づくりのグループに参加していました。
そこで、徳島の第十堰のことを知って、応援に駆けつけようと言っていたのですが、就職活動中(当時フリーター生活でした)だったので行けずにいました。
この住民投票について、たくさんの方が熱く語っていたのを今でも覚えています。
今回、このイベントに関わらせていただくことになったのも、ご縁を感じます。