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2020-04-30

旅つれづれ記 北海道その4

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こんにちは。だし伝道師の河口です。

主婦歴18年、3人の子どもを育てながら、
最近はおだしをお伝えすることを生業としています。

今の私は、46都道府県を旅したことが
だし伝道師の道へと続いているかもしれないと思い
つれづれ記をつれづれなるままに書いています。

今日はその4回目。

北海道、でっかい道

農業体験のため、北海道へ行くことに決めた私。
旅つれづれ記その2はこちらから

バイクで一人、フェリーで行くことにしました。
バイクのお話しはこちらから

サンフラワー号(現さんふらわあ)で大洗港➡苫小牧港へ
前回のお話しはこちらから

農業体験は2か所、

酪農と農業のおうちに2週間ずつお世話になりました。

酪農家のおうちは

北海道のど真ん中、芦別市。

富良野の隣、丘陵地帯が広がっていました。

芦別の風景 生活ガイド.comより

おじいちゃん、おばあちゃん、Yご夫妻、小学生の姉弟2人の6人家族。

早朝と夕方に搾乳をして

昼間は牧草を刈ったり畑の手入れをしたり、

時には近所の畑でジャガイモ掘りのお手伝い。

お手伝いのことを「でめんさん」と呼んでいた記憶があります。

丘陵地帯のため、トラクターが斜面をのぼれないので

掘り起こしたジャガイモを

袋やコンテナーに手で入れていきます。

延々と続くジャガイモの道。

中腰の作業はきつかったけれど

北の大地に溶け込むみたいで、とっても気持ちがよかった~。

「よく働くね~。お嫁においでよ~」

と言われながら、お茶をいただいて。

搾乳は前搾りといって、手で少し搾って

乳腺炎などの病気になっていないか確かめてから

乳房をきれいに拭いて搾乳機をつけます。

牛は気に入ると(?)

べローン

と舐めてくるので、

無防備に背中を向けるのは危険です(笑)

牛舎の掃除や餌やり、子牛のお世話。

牛は決まった時間にお世話をしないと調子が悪くなるので

休みがありません。

どういう条件があれば若い人に

酪農家を仕事の選択肢に選んでもらえるか、

ということや

休暇(まとまった休み)がとれるような体制づくり

といったことなども

よくお話しされていました。

毎朝、搾りたての牛乳を沸かして作る

カフェオレも大好きでした!

家族のように過ごさせたもらった2週間は
あっという間に過ぎていったのでした。

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河口 晶
Dashi Kitchen ZEN(だしキッチンZEN)
だしソムリエ認定講師

「おだしがわかると料理が変わり、生き方が変わる」を信条に
おだしがイチからわかる教室を英語と日本語でしています。

水出しだしパック「阿波の国 一夜だし®膳」製造販売。

木樽仕込みの発酵文化プロジェクト主宰

好きな言葉は
Life is beautiful!
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