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2020-05-09

旅つれづれ記 北海道その6

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こんにちは!だし伝道師の河口です。

主婦歴18年、3人の子どもを育てながら、
最近はおだしをお伝えすることを生業としています。

今の私は、46都道府県を旅したことが
だし伝道師の道へと続いているかもしれないと思い
つれづれ記をつれづれなるままに書いています。

今日はその6回目。
前回のお話しはこちらから

十勝にて。

あいかわらずこの頃の写真見当たらず、AC写真から十勝の風景

北海道、帯広幕別町のじゃがいも農家(当時)
折笠農場で農業体験実習が始まりました。

その前に行っていた芦別とは違って

十勝平野が広がり、一面ジャガイモ畑!

ジャガイモやかぼちゃの収穫やデンプン(片栗粉)詰めなど

農場のお仕事を研修に来ていたOさんと一緒にしました。

折笠さんはとても研究熱心な方で

農場の片隅で

土に米ぬかや色々(記憶が曖昧・・・)混ぜる実験をされていました。

私は毎朝温度を測ることを任されていました。

湯気がうっすらと立ち上るくらい、暖かくてふわふわの土を手にのせて

「これで冬も凍らないかもしれないなぁ」

と目を細めながら仰っていました。

今の私だったら目を輝かせていたかもしれません。

でも、当時の私は

面白いとは思ったものの、

「毎朝測らなければならない」

という義務感にちょっとしんどさを感じていました。

だから、ちゃんとできなかった、という想いが残っています。

ごめんなさい。

今でこそ、発酵の力で土を元気にすることが言われていますが、

当時はまだ珍しかったと思います。

もっと真剣にやればよかった・・・。

でも、今でも温かい土の感触は覚えています。

折笠さんはこの後も

素晴らしい農場を経営されていました。

その約25年後、

だしソムリエ講師で豆腐マイスターのお友達に

案内してもらったのが

折笠農場だったのは

また別のお話しに。

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河口 晶
Dashi Kitchen ZEN(だしキッチンZEN)
だしソムリエ認定講師

「おだしがわかると料理が変わり、生き方が変わる」を信条に
おだしがイチからわかる教室を英語と日本語でしています。

水出しだしパック「阿波の国 一夜だし®膳」製造販売。

木樽仕込みの発酵文化プロジェクト主宰

好きな言葉は
Life is beautiful!
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